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What's 2x4(ツーバイフォーとは?)

近年、2x4工法は着実に知名度を上げて、今更説明するまでもなく

下に記している以上に2x4をご存じの方もいらしゃるかと思います。

2x4は、耐火建築物にも対応し4階建てまで対応しています。

平成16年に大臣認定として認められ、社団法人日本ツーバイフォー

協会から協会の承諾を得るとともに、設計図書及び工事請負契約書

には、必ず承諾書と大臣認定書(写)を添付することで対応できるもの

です。
歴史

日本では正式には枠組壁工法といいます。

日本の在来(軸組)工法が柱と梁が構造体として建物の荷重や外力を支えているのにたいして

〜枠組壁工法は床、壁が構造面として荷重・外力に抵抗するようになっています。

もともとは、北アメリカの在来工法であり18世紀はじめころからの歴史の中で様々な改良を

加えられてきたものです。

我が国においては、昭和49年建設省告示によりオープン化され、その良さの為に着実に普及してきました。
オープン化当初は日本の気候・風土のなかで不具合もあったようですが随時技術的に解決され近年では
本当に定着してきているといえます。


ツーバイ・フォーの名の由来

この工法に最も多く使われる木材断面寸法が2インチ×4インチであることから2×4(ツーバイ・フォー)と
呼ばれるようになりました。


ツーバイ・フォーの特性

1.耐震性
   地震の揺れを構造面全体で受け止める。だから在来工法よりも強度が発揮される。
   1995年の阪神・淡路大震災でもその耐震性が証明されています。

2.耐火性
   室内側に石膏ボードを使用し、2×4工法のファイアーストップ構造などあいまって延焼を最小限に
   くい止め、火から家を守ります。
   火災実験でもその性能が証明されています。

3.耐風性
   アメリカの巨大ハリケーンにも耐え、日本の台風にもその実績がものを云ってます。

4.断熱性、気密性
   気密性が高めやすい構造特性があり、外壁に断熱材を加える事で高断熱性を発揮します。

5.耐久性
   札幌の時計台や、神戸の異人館など国内外に長寿建物の存在がその耐久性を
   実証しています。

6.省エネ性
   気密性と断熱性が良いと室外の温度の影響を受けにくく、室内を少ないエネルギーで冷暖房
   が出来るので省エネになります。

7.可変性
   ツーバイフォーは壁式の面構造です。壁には耐力壁と支持壁、その他の壁があります。
   耐力壁以外は変更が可能です。従って、増改築やリフォーム時はそれらを考慮する事で
   工事も問題ありません。